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Maruduinoの時計機能(リアルタイムクロック)追加パーツの組み立て [組み立て]

※このリアルタイムクロック部品セットはMaruduinoの拡張機能です。実装位置がブレッドボードの位置と重なっていますので、ブレッドボードを外すか、位置をずらす必要があります。

近日中にマルツ電波さんから時計機能モジュールMRX-8564が発売となりますので、RTC(Real Time Clock)周りの実装について解説します。

Img_2076.jpgまず背の低い部品と言う事で2つのダイオードを実装します。極性方向に注意してください。

左のD7はショットキーバリアダイオード(RB441Q-40)。右のD6は一般的なシリコンダイオード(1N4148)です。
どちらも代替品は沢山有ると思います。但しD6にショットキーバリアダイオードは実装しないでくださいね。バックアップ電池があっという間に無くなってしまいますから。



Img_2078.jpgMRX-8564を実装します。写真ではICソケットを使用していますが、実際のパーツセットにはICソケットは含まれていません。

ArduinoとI2CデバイスであるMRX-8564間の通信では信号線にプルアップ抵抗を必要とします。
プルアップを行う方法は2つありまして、MRX-8564上のジャンパーJ1とJ2の半田を盛ってショートするか、Maruduinoの基板上のR62~R64を実装するかです。
どちらかを使って信号線のプルアップを行います。
なおMRX-8564上のジャンパーJ3をショートすると、割込みに合わせてLEDがチカチカしますが、これはお好みで。

R62~R64のカラーコードですが、2KΩの抵抗は赤黒赤金、4.7KΩの抵抗は黄紫赤金です。



Img_2077.jpg基本パーツセットの中の6ピンソケットヘッダーをCN15に実装します。ちょっとやり難い位置にありますので、注意してください。



Img_2086.jpg半田面にコイン電池ホルダーを実装します。この電池でMRX-8564のバックアップを行い、電源が切れても時刻の更新、アラーム時刻の保持が出来るようになります。
※注意!電池を搭載するのは組み立てが完了してからです。



Img_2080.jpg裏から搭載しますので、表から半田付けを行いますが、写真手前の半田付けが結構半田が乗り難いので、しっかり温めて半田付けを行ってください。もう少しサーマルを大きく取ればよかったですね。



Img_2085.jpg必要な配線を行います。基板上の白い文字を参考にして以下を読んでください。

まずMRX-8564への配線です。
AN5(CN2)とSCL(CN15)
AN4(CN2)とSDA(CN15)
DI2(CN5)とINT(CN15)
これでArduinoからMRX-8564にアクセスできるようになります。



Img_2084.jpgLCDへの配線です。
DI8(CN5)とRS(CN14)
DI9(CN5)とE(CN14)
DI4(CN5)とD4(CN14)
DI5(CN5)とD5(CN14)
DI6(CN5)とD6(CN14)
DI7(CN5)とD7(CN14)



Img_2083.jpgスピーカー出力及びスイッチとの接続です。
DI13(CN5)とAUX1(CN11)
DI17(CN3)とSW1(CN11)
DI16(CN3)とSW2(CN11)
DI15(CN3)とSW3(CN11)
DI14(CN3)とSW4(CN11)



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